環境と人に優しい解体工事にも
平成25年1月6日(日)の読売新聞で
弊社の商品をご利用いただいている現場様が紹介されました。記事内でも紹介されている2社の新しい解体工法について
簡単ではございますがご紹介させていただきます。
(※五十音順)
環境への影響を配慮した解体方法を研究
鹿島建設株式会社の『カットアンドダウン工法』は
従来の上部から解体し、建物外部から資材をおろす工法ではなく
建物下部に強力なジャッキを設置することにより
下の方から解体し、徐々に建物が降りてゆく『だるま落とし工法』です。
この解体作業により、風による『粉じん』の飛散が大幅に押さえられました。
鹿島建設様の特設サイトではこちらの新工法が大変わかりやすく
説明されています。
解体の様子も動画で見ることができます。
現在この解体工事が行われているりそな・マルハビルの現場様では
BBバランサー4700をご利用いただきました。
◆参照:
鹿島建設株式会社
人々の思いも大切に
大成建設株式会社『テレコップシステム』は
解体する建物の天井部を有効利用した解体方法です。
天井をふたにしてフロアーをすっぽりつつみ上部から徐々に解体します。
出た資材は内部中央にあけられた空洞から荷下ろしされていきます。
このように解体作業が建物内部で行われるので
『粉じん』『騒音』を押さえることができるということです。
(写真参照:大成建設株式会社 高層建物の解体工法 テレコップシステムPDFより )
現在この解体工事が行われている
旧赤坂プリンスホテルの現場様では
先に挙げた環境への影響を考慮することはもちろん
『多くの人に親しまれていた当建物を見苦しくない形で、
周辺の人たちにも安心感を与える工法で解体をしたい』
と、解体する建物への人々の思いも配慮されています。
◆参照:日刊 建設工業新聞2013年1月9日(水)
こちらの現場様では、テコレップシステムを設置する際に
反転装置まん転をご利用いただきました。
◆参照:
大成建設株式会社
新しい技術に変わらないサービスを
鹿島建設様、大成建設様の解体工法に関わる記事や工法を拝見し
実際行われている解体工法の現状を改めて学ばせていただきました。
東京アール・アイは、新たな工法にも、お役立てるような商品のご利用提案と、
従来と変わらない安心と安全を基礎としたサービスの提供を
続けていきます。
- 2013.01.10
- 現場から小田島 由紀
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