注意事項
- 1. 取扱説明書の必読
ご使用前に必ず取扱説明書をお読みください。 - 2. 作業前点検の厳守
必ず作業開始前の点検、および定期点検を実施し異常のあるクランプは使用しないでください。 - 3. 油等付着物の除去
吊り荷のつかみ部に油、塗料、スケール、錆等の付着物がある場合は、きれいに取り除いてください。 - 4. 使用基準の厳守
クランプの最大使用荷重を超えるもの、および許容使用寸法以外の吊り荷は絶対に吊らないでください。ご使用前に必ず吊り荷の直径または呼び名を確認開口調整を行ってください。最大使用荷重1.5tonを超える吊り荷は、絶対に吊らないでください。
クランプの破損、吊り荷の落下等の原因となります。
細径用受け板は、必ず当社純正品を使用してください。(ボルト2本止め)- ●鉄筋径を確認いただき、径に合った仕様にてご使用ください。
- ●建て起こし作業がある場合には必ず滑車をご使用ください。
- ●アジャスターは必ずイーグル・クランプ社の純正品を使用してください。
- ●純正品の取り付けはボルト2点止めです。
取付工具、六角レンチを使用してください。(販売)
- 5. 横向き吊り荷のクランプ取り付け方
引き起こしの際は、ロックレバー側を上にして取り付けてください。反対向きに取りつけると、クランプが回転し、カムが吊り荷から外れる(クランプされていない状態になる)恐れがあり危険です。 - 6. 転倒範囲内立入禁止
吊り荷の落下・転倒範囲内には立ち入らないでください。
また、人の頭上通過・頭上での作業は絶対に行わないでください。 - 7. 吊り角度の厳守
(天秤やバランサーを使用した垂直吊り推奨)ロックスプリング側が向き合っているときの角度は60°以内。
受け板側が向き合っているときの角度は-60°~10°以内。
ロックスプリング側と受け板側が向き合っているときの角度は10°以内。
ガイドリンクユニット側とレバーストッパーカム側が向き合っているときの角度は10°以内。 - 8. 天秤の使用
多点吊りの場合は、クランプおよび吊り荷同士が干渉しないように、吊り荷の状況に合った天秤等を使用してください。 - 9. 鉄筋吊りクランプの4点吊りでの最大使用荷重について
滑車等を使用して、均等に荷重がかかるように使用していただける場合のみ、最大使用荷重は、1.5ton×4台=6ton
滑車等を使用しない場合は、4点吊りであっても3点吊りと考え最大使用荷重は、1.5ton×3台=4.5ton
クランプの取り付け位置、スリングの長さ等、すべてが一定であることが必要になります。
- 最大使用荷重(1台/1.5t)を超える吊り荷でのご使用は厳禁です。
- 丸棒・パイプなどを吊る場合は最大使用荷重の1/5未満(0.3t未満)のものは使用出来ません。
- 推奨する吊り角度を超えて使用しないでください。
- 建て起こし作業時に滑車を使用しない場合に吊り荷が落下する危険があります。
※取扱説明書を必ず熟読し操作方法等を全て厳守してください。
※寸法と図の形状は、現品と異なる場合があります。また仕様・寸法・材質など変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください