建設・クレーン工事現場で使われている専門用語用語をまとめました。

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エアカーテン air curtain

室内の温度を一定に保つため、人の出入りの多い開口部などに設置される高速気流を使用した遮へい技術。百貨店、工場などの出入口に設置する例が多い。「エアドア」ともいう。

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エアコン

機械装置で空気の温度・湿度・清浄度などを制御し、室内を快適にすること。air conditioning の通称。「空気調和」ともいう。

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エアサポートドーム air-supported dorm

室内に空気を送り込んで内部気圧を上げ、風船のように空気圧で薄膜構造の屋根を支える構造。屋根膜にはグラスファイバー製の布あるいはステンレスの薄板などが使用される。従来工法に比べて工期も短く、耐震性に優れ、グラスファイバーなら自然採光も得られるなどの特徴がある。野球場などの大空間を覆う屋根として使われる。→空気膜構造

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エアシューター設備

空気圧によって気送管の中を走行する「気送子」という筒の中に書類などを入れ、建物各所に搬送する装置。図書館や病院などの大きな建物に設置される。「気送管装置」「エアチューブシステム」ともいう

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エアドア air door

エアカーテン

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エアハンドリングユニット air handling unit

エアフィルター・空気冷却器・空気加熱器・加湿器・送風機などの装置をケーシングに納めた、中央式空気調和に用いる空気調和器。「AHU」「エアハン」と略して呼ぶ場合がある。もの。工場で組み立てた空調器をいうことが多い。

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エアフィルター air filter

空気中からゴミ、塵埃などの浮遊粉塵を除去するために用いられるフィルター。空調装置では、一般に乾式ろ過式のユニット型が用いられる。「建物における衛生環境の確保に関する法律」施行規則により、室内の衛生環境として浮遊粉塵は空気 1m3中に0.15mg 以下と定められている。

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エアレーション aeration

汚水に空気を吹き込んで機械的にかくはんすることにより、汚水処理の過程における酸化作用と好気性微生物による浄化作用を促進すること 。「曝気」ともいう。

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エアロック air lock

気圧の異なる所に出入りするための装置であり、ニューマチックケーソン工法における気圧調整室のこと。ケーソンの上部に設けられた、内部側・外界側のドアにはさまれた小部屋。「気間」ともいう。

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衛生委員会
常時50人以上の労働者を使用する事業所ごとに設ける委員会 詳しく見る
衛生設備工事

給水・給湯・排水、通気、汚物処理などに関する配管や、器具設置などの工事。

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液状化現象
振動が加わったとき、砂質地盤が液体の状態を呈することになる現象 詳しく見る
エキストラ extra

「余分の、特別の」の意味を持つ英単語。見積において、標準単価にプラスされる特別の金額に対して使われる。

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エキスパンションジョイント expansion joint
部材同士あるいは構造物そのものの間に設ける分離した接続部。 詳しく見る
エキスパンデッドメタル expanded metal

工場などの床、廊下、階段の踏板などに用いられる網目状の鋼材。鉄製鋼板を初め、ステンレス鋼板、アルミニウム、銅、チタン等の鋼板に千鳥状の切れ目を入れ、冷間で切れ目と直角方向に押し広げて作製したもの。「エキスパンドメタル」ともいう。JIS G 3351。

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液性限界

含水率において、土粒子の細かい粘性土が塑性状態から流動状態に移るときの値。土の自然含水比が液性限界に近い土は流動化しやすい不安定な土であり、掘削工事において注意を要する。L.L.またはWLで表示する。→塑性限界

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液性指数

自然含水比と塑性限界の差を塑性指数で割った値。IL =(w-PL)/PIで表す。土を乱せば液状になる可能性がある場合はIL≧1 を示す。コンシステンシー指数(Ic)とは、IL+Ic=1の関係にある。→塑性指数

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エクステリア exterior

通路・庭・門扉(もんぴ)など、建物の外部にある各種付属構造物、あるいはそれらのデザインをいう。広くは地域全体の景観を含めていうこともある。「外構」ともいう。→インテリア

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エコハウス eco-house

地球温暖化防止や省エネルギーを実現するために、ライフスタイルに自然の恵みを十分に取り入れて計画される住宅。国土交通省が推進している環境保全型住宅の構想。照明や冷暖房器具の改善、断熱性・気密性を高めた工法の採用、太陽光発電・太陽熱温水器・雨水利用・風力発電・ビオガーデンなどの設備を備えている。「環境共生住宅」という。

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工コマーク eco-mark

(財)日本環境協会が認定する、環境保全を考慮していると認定した各種商品に付けられるマーク。生産から廃棄にいたるライフサイクルを通して環境への負荷が小さく、環境保全に役立つ製品に付けられる。ドイツのブルーエンジェル、アメリカのグリーンシール等、各国にも同様な制度がある。

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エコマテリアル ecomaterial

製造時におけるエネルギー消費の抑制や環境負荷の軽減、使用時に環境を汚染しない、リサイクルが容易であるなどを考慮した地球環境に優しい環境調和材料。

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エスレンボイドスラブ

半製品のプレキャスト鉄筋コンクリート(オムニア) 板にフォームポリスチレンの成型品の平イド型枠を取り付け、現場で所定の位置にセットした後、配筋およびコンクリート打設を行ってつくられる床。同じ重量(単位面積当たり)のスラブに比べ剛性が高く、長スパンのスラブの設計が可能である。〔製造:積水化成品工業〕

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工トリンガイト ettringite

石膏とセメント中のアルミネートが反応してできる水和初期の針状結晶鉱物。多量に生ずると著しく膨張し、その圧力でコンクリートやモルタルを崩壊させる原因となる。「セメントバチルス」ともいう。

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エナメルラッカー enamel lacquer

ラッカーエナメル

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エネルギー消費係数

→CEC

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エフロレッセンス efflorescence

セメントの硬化で生成した水酸化石灰と大気中の炭酸ガスとが化合した炭酸カルシウムが、タイル目地、れんが目地、コンクリートなどの表面に移動し、析出した白色の物質。「擬花」「白華」「鼻垂れ」ともいう。

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エポキシアンカー epoxy anchor

コンクリートや岩盤にドリルで穴をあけ、ボルトを挿入してその周囲をエポキシ樹脂で固めたもので、アンカーボルトなどを後付けで固定する方法のひとつ。

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エポキシエナメル epoxy enamel

エポキシ樹脂塗料

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エポキシ樹脂接着剤

主剤と硬化剤を混合して使用する接着剤。主剤にエポキシ樹脂、硬化剤はポリアミド樹脂やポリチオール樹脂が主に使われる。耐薬品・耐熱・耐水など広範な材料に優れた接着性を示し、コンクリートの亀裂補修や金属の接着材としても用いられる。

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エポキシ樹脂塗料

エポキシ樹脂を成分とした塗料。常温硬化型と加熱硬化型があり、耐食性・耐候性・耐薬品性に優れた硬い塗膜をつくる。「エポキシエナメル」ともいう。

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エマルションペイント emulsion paint
合成樹脂エマルションペイントのこと。 詳しく見る
エルボ elbow

給排水、給湯、蒸気などの配管曲部に用いられる円弧状の継手用曲管。JIS B 2301。

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エルボ返し

熱膨張により管が伸縮して配管や機器を破損しないよう、エルボを3〜4個使用して配管の伸縮を吸収させる暖房用の配管方法の一種。

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エレクション election

S造、SRC造の鉄骨現場組立てのこと。また、プレキャスト鉄筋コンクリート

(PC)構造において壁板・床板を建て込むこと。→建方

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エレクションピース election piece

鉄骨建方の際に利用する、鉄骨柱などに工場製作段階で取り付けた仮設用のプレートのこと。部材相互の溶接時に現場で切断してしまう。

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エレクター elector

工事現場で鉄骨部材の組み立て作業をする者のこと。従来の鉄骨鳶の公式な呼称。

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エレクトロスラグ溶接
自動溶接の一種。 詳しく見る
エレベーターレール elevator rail

エレベーターを構成する部材のひとつ。かごを案内するレールで、このレールに沿って かごが昇降する。

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塩害

高潮による海水の侵入や、塩分を多量に含む風などにより、海岸近くの構造物に海水飛沫や海塩分子が付着し、鉄、アルミニウムなどの金属部分が腐食する被害。島嶼部、台風の通過が多い沖縄地方、冬の季節風の強い日本海側の地方などで被害が大きい。

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塩化ビニル樹脂塗料

加工性が良く、耐薬品性、耐水性、耐湿性に優れた塗料。JISでは1種(モルタル、コンクリート用)、 2種(金属面用)、3種(対薬品用素地)が規定されている。

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エンクローズド溶接 enclosed welding

プレキャストコンクリートに内蔵された鉄筋相互を接合する場合に用いられる溶接方法。母材に開先角をとらずにすき間をあけて向かい合わせ、銅製の当て金で底部と側面をふさいで下向きにアーク溶接を施す工法。

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エンジニアードウッド
細分化した木材に接着剤を用いて大きな材料に再構成したものの総称。 詳しく見る
鉛丹錆止めペイント(えんたんさびどめー)

ボイル油またはワニスを鉛丹に混ぜ合わせたさび止め塗料。おもに建築物の地肌塗りや屋外の大形鉄鋼構造物に用いられる。JIS番号をとって「5622」と呼ばれることもある。JIS K5622。

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エンドタブ end tab, run off tab

溶接の際、アークのスタートおよびエンド部分のクレーター生じる欠陥を避けるため、溶接ビートの始点および終点に取り付ける捨て板用の補助板。開先形状にスチールの補助板を合わせて取り付ける方式のものが一般的。ほかにも作業性の向上をめざして開発された「フラックス夕ブ」あるいは「ゲージタブ」がある。

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煙突効果

内外空気の比重差、区画の長さなどによって、設備関連の竪シャフト、階段室、高層建築物などの縦長の区画に上昇気流が発生すること。高層建築物ではこれを防ぐため、1階出入口に風除室や回転扉を設ける。

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エンドプレート end plate

材軸の直角方向に取り付ける鋼板。梁などの鋼材の端部に用いられる。

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エンドレス endless

ベルトコンベヤーやスキーリフトのような循環式運搬用具のこと。ワイヤーロープなどの両端をつないで使う場合に「エンドレスにする」と言うこともある。

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塩ビ銅板

ポリ塩化ビニルを主体とした被覆物を積層したり塗装した、溶融亜鉛めっきを施した鋼板やステンレス鋼板で作られた内・外装材。高耐食・耐候性外装用として屋根や外壁などに用いられるほか、家具、内壁、雑貨などの内装用にも多用される。JIS K 6744。

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エンボス鋼板

模様として表面に凹凸を付けた塗装鋼板。凹凸は塗膜に付けたものと鋼板に付けたものがあり、前者には複雑な模様もある。

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閻魔(えんま)

ペンチのように上下をかみ合せ、打ち込んだ釘を抜く道具。

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縁を切る(えんをきる)

部材同士を直結させないことで、熱や音、振動などの伝導を防いだり、連続的な亀裂を防止したりすること。

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