建設・クレーン工事現場で使われている専門用語用語をまとめました。
※本用語集に掲載されている情報は、あくまでも参考情報であり、その正確性、完全性、有用性について、いかなる保証もいたしません。また、本用語集の情報に基づいて行われたいかなる行為についても、当社は一切の責任を負いません。本用語集に関するお問い合わせは、一切お受けしておりません。
主に石英粒を主成分とする砂。天然珪砂は花崗岩などが風化することによってできたもの。白珪石を粉砕してつくる人造珪砂もある。左官工事の薄塗り仕上げ材、研磨材などに使用される。
詳しく見る複数の中小建設業が一つの建設工事を受注・施工することを目的に、工事ごとではなく、継続的に形成する共同企業体。JV(ジョイン卜ベンチャー)として、単体の企業と同様に公共工事の入札参加有資格業者に登録される。→ジョイントベンチャー
詳しく見る建築設備工事において、建築設備の位置関係や配管順序を示した図表で、配線、配管やダクトの接続状態、作動系統を明示する。電力系統図、弱電系統図、ダクト系統図、配管系統図などさまざまな種類があり、システムの考え方や目的を理解しやすい利点がある。
詳しく見る結晶シリカ粉塵を吸入することで生じる職業性肺疾患(じん肺)の一種。結節をともなう肺上葉の炎症と瘢痕が特徴で肺結核と似た病状を示す。古くは「よろけ」とも呼ばれ、鉱山作業者やサンドブラストを使う作業者に発症が多い。
詳しく見る遮音性や断熱性にすぐれていて、間仕切り壁などに使用される空胴コンクリートブロック。骨材に天然軽量骨材・人工軽量骨材などが用られ、JISA5406(空胴コンクリートブロック)の品質区分のA種ブロックおよびB種ブロックに相当する。
詳しく見るセメントモルタルの中に、真珠岩(パーライト)などの軽量骨材と、火山砂または硬質発泡樹脂粒を混入し、水で練り合わせたもの。通常のモルタルに比べて軽量で軟らかく施工性も良く、塗厚さも小さくてすむ。断熱性もありひび割れも比較的少ない。
詳しく見る容器の底に塗料の顔料分が沈降し、ケーキのように固化すること。塗料を高温状態で貯蔵したり、顔料が多い塗料を長期貯蔵している場合などに発生する。塗料全体が固型化し、溶剤に不溶の場合は「塗料のゲル化」という。
詳しく見る掘削の進行に伴って、掘削孔が崩壊しないように孔の全長あるいは上部に内枠として入れる鋼管のこと。坑壁の崩壊を防ぎ、圧力の高い地表の流体が圧力の低い地層に移動するのを防止する、地層圧力をコントロールするなどの役割を果たす。→ベノト工法
詳しく見る橋梁の基礎や地下室、港湾工事などに用いられる、鉄筋コンクリートや鉄で作られた中空・函状の構造物。地上で函状もしくは筒状に製作し、所定の支持地盤まで沈下させて基礎とする。「潜函」ともいう。
詳しく見る(1)小径の導線をより合わせた電気導線。
(2)絶縁体と保護被膜で互いに絶縁されている電線および光ファイバーの集まり。
(3)細い鋼線を束ねた引張強度の大きい鋼束線のこと。ワイヤー。
詳しく見るワイヤーロープに沿ってトロリーを走行させ、資材を運搬する工事用クレ一ン。山間部のダム工事などで大規模なものが使用されるが、建築工事においては比較的設置の簡便なものが開発されている。
詳しく見る建物の上下階を連結させた、ケーブル敷設のために設けられた区画。将来的なケーブル増設や関連盤類の設置のためのスペースの確保、防火区画の形成が要求される。「EPS」ともいう
詳しく見る分電盤や配電盤から出る大量のケーブルを乗せて敷設するための金属製、合成樹脂製などのラック。ケーブルを多数布設する場合に使用される。幹線などの配線に利用する。
詳しく見る長期間にわたって使用される建築物や機械設備などの固定資産の消耗分の費用を取り替え準備金として留保すること。所得税法、法人税法によって償却の範囲を規定されている。償却方法には、「定額法」と「定率法」とがあり、建築物は定率法によるのが一般的。
詳しく見る建築物の構成や空間の利用状況などの現況を記録した図面。竣工図面などをもとに、建築設備、組織配置、家具・情報機器・備品などの配置、間仕切り壁、各室の面積・仕上げ・使用者などを記録した図面。
詳しく見る注文した数量、等級、規格、品質などと合致しているかどうかを検査した上で、納入される材料や物品などを収納すること。材料の用途、性質などを熟知していないと、使用時に問題が発生する場合あるので、検収は経験を要する業務のひとつである。
詳しく見る勘定科目のひとつで、有形固定資産とみなされる。未完成の建物・構築物・機械装置などについて、完成・引渡しまでに前払いした諸費用を一時的に処理する。完成後は「建物その他」の勘定科目に振り替えられ、減価償却の対象となる。
詳しく見る国土交通省が開発課題とする技術開発の目標レベルを提示し、広く民間が研究開発を実施。建設技術評価委員会でその評価を実施した結果により、国土交通大臣が評価を与えて公表する。民間等による研究開発の促進および建設事業への新技術の導入・活用のために作られた制度。
詳しく見る情報通信技術を活用することで、企画から設計、積算、施工、保守に至る公共事業の一連の業務プロセスにおいて、一度作成したデータを各プロセスの多岐にわたる関係者間で共有できる環境を実現すること。「公共事業支援統合情報システム」ともいう。ECはElectronic Commerceの頭文字。→キャルス
詳しく見る国土交通省の法人許可を取っている財団法人・社団法人を合わせて200を超している団体のうち、ゼネコンを代表する7団体をいう。日本建設業団体連合会・日本土木工業協会・建築業協会・日本道路建設業協会・全国建設業協会・日本建設業経営協会・全国中小建設業協会を指し、「ゼネコン7団体」ともいう。
詳しく見る昭和24年に制定された、建設工事の適正な施工を確保するとともに、建設業の健全な発展に資することを目的とした法律。全文11章94か条より構成される。建設業者の許可条件、請負契約の適正化の確保、請負契約に関する紛争の処理、施工技術の確保、建設業者の経営事項の審査・監督、中央建設業審議会.都道府県建設業審議会の設置および組織に関する事項などが定められている。
詳しく見る土木や建築に関する工事全般を総称する用語。建設工事は土木工事と建築工事に大別され、建設業法では、土木一式工事、建築一式工事、大工工事、左官工事など28の業種に分類され、それぞれの業種に対応して許可をする建設業者種別許可制度がとられている。なお、建設工事の大きさを経済的に表したものが建設投資である。
詳しく見る建設工事請負契約のモデル契約書のこと。中央建設業審議会が作成した公共工事を対象とする「公共建設工事標準請負契約約款」、建設業関連団体が作成した民間工事を対象とする「民間連合協定工事請負契約約款」がある。
詳しく見る建設技術を中心とした開発・防災・環境保護等に関して、顧客に代わり土木事業の企画調査、設計、施工管理などを行う会社。発電土木、道路、鉄道、下水道、卜ンネルなど20種の部門別の登録制度があり、登録要件を満たすと国土交通省の建設コンサルタント登録簿に登録される。登録を受けなくとも営業することは可能。
詳しく見る国土交通省が作成・公表する国内で行われた建設工事にかかわる価格指数。基準とした年の価格による実質の価格がこれにより求められる。土木、建築のそれぞれの工事別に建設デフレーターが作成される。
詳しく見る建設工事に伴い副次的に得られる物品の総称。建設発生土、金属くず等そのまま原材料になるもの、コンクリート塊、アスコン塊、発生木材等のリサイクル材として利用の可能性のあるもの、原材料として利用が不可能なものを指す。
詳しく見る直接施工に従事している建設現場の技能労働者で、優秀な技能・技術を有している者を「優秀施工者」として国土交通大臣が顕彰する制度。建設労働者の社会的評価・地位の確立を目的に1992年に創設された。正式名称は「優秀施工者国土交通大臣顕彰者」。
詳しく見る建築基準法第6条、第6条の2、第6条の3に基づく申請行為。一定規模以上の建築物や特定の用途に供する建築物、または都市計画区域内の建築物を建築しようとする場合に、その計画が建築基準法の規定に適合するものであることの確認を事前に求め、建築主事または指定確認検査機関に提出すること。
詳しく見る提出された建築確認申請書に記載された内容が、建築基準法などの関連する法令に適合すると確認されたときに建築主に通知される文書。建築主は、確認を受けない建築物の建築を行ってはならない。
詳しく見る建築活動を規定する最も基本的な法律。国民の生命・健康・財産の保護を図るために、建築物の敷地、構造、設備および用途に関して最低の基準を定めたものであり、私権の制限を内容とする強行法規である。建築基準法の規定は個々の建築物に関する規制(単体規定)と、都市計画の観点からの建築物に関する規制(集団規定)に大別される。→単体規定、集団規定
詳しく見る土地所有者や借地権者が一定区域内における建物の用途・構造・形態・意匠・設備などに関する基準を協定し、住宅地または商店街としての環境を維持向上させること。市町村が条例で定めた区域内でなければならない。関係権利者全員の合意が必要であり、権利を新しく引き継いだものにも協定の効力は及ぶ。建築基準法第69〜77条。
詳しく見る純工事費と現場経費からなる工事原価と、直接工事にかかわる直接工事費と、仮設の水道・電気料金や仮設事務所、運搬費等の共通仮設費からを合計した純工事費のことをいう。その中で、現場経費と一般管理費を合わせて諸経費と呼んでいる。→直接工事費、諸経費
詳しく見る品質、成分、性能、精度、施工方法など設計図面に表示できない内容記載した書類のことを「仕様書」といい、そのうち共通して建築物に使われるものを「標準仕様書」という。日本建築学会の建築工事標準仕様書(JASS)が代表的なもの。
詳しく見る公共工事のコスト管理業務を総合的に支援するシステム。実績コストのデータベ一スをもと検索・解析および統計・分析資料などを提供する。国土交通省の推進により2005年度から活用を開始した。略称を「SIBS」という。
詳しく見る建築士法による免許を得て、建築物の設計、工事監理などを行う技術者。国土交通省の免許を受ける1級建築士、都道府県知事の免許を受ける2級建築士と木造建築士があり、建築物の設計、工事を行うにあたり、建築物の種類、規模によって必要資格が定められている。
詳しく見る建築主事を置く市町村と都道府県に設置されている建築基準法の施行に関する重要事項を調査審議する行政委員会。建築基準法に関する審査請求に対して審理・決済を行う。用途規制や形態規制の例外の場合は、建築審査会の同意が必要とされる。
詳しく見る国土交通省が管轄する施工管理技士国家資格のうちのひとつ。1級と2級があり、1級は大規模工事等の高度な専門技術を要する工事管理技術者の資格で、その工事規模の上限が存在しない。2級は建築、躯体、仕上げの3種類の資格に分かれ比較的小規模工事の工事管理技術者の資格。
詳しく見る旧市街地建築物法に基づく建築物の位置を規制するため、道路またはその予定線の境界などに指定されていた線。現在の建築基準法の壁面線がこれに代わる。一般に道路と敷地の境界線をいい、幅員4m未満の道路の場合は道路の中心線から2m後退した線から建築物が道路側へ出てはならないとされる。→二項道路
詳しく見る建築基準法の建築物は、土地に定着する工作物で(1)家屋などの屋根および柱もしくは壁を有するもの(これに付属する門または塀を含む)(2)観覧のための工作物(競技場や野球ス夕ンドなど)、(3)地下または高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興業場、倉庫、その他これらに類する施設のことである。→工作物
詳しく見る「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づき、一定規模以上の特定建築物の所有者などによって選任される、その建築物の環境に関する「管理基準」にしたがって建築物環境衛生上適切に維持管理が行われるよう監督する有資格者。
詳しく見る建物を真上から見たときの水平投影面積。地階で地盤面上1m以下にある部分を除いた建築物の外壁または、これに代わる柱の中心線(軒、庇、はね出し縁そのほかこれらに類するもので、当該中心線から水平距離1m以上突き出たものがある場合には、その端から水平距離1m後退した線)で囲まれた部分の水平投影面積。建築基準法施行令第2条1項2号。
詳しく見る「場所打ちコンクリート」ともいい、現場で型枠等に打ち込んで施工するコンクリートの総称。コンクリート製造工場で製作された製品を現場で組立て施工するプレキャス卜コンクリートと対比した用語。
詳しく見る工事現場を開設するにあたり、建物の種類や工事規模によって人員の構成を決める。通常、現場担当者の構成には、躯体、仕上げ、設備工事などに分けて分担する職種別編成と、棟別に分散している場合、階別に工事を進める工区別編成の2通りがある。
詳しく見る工事原価のひとつで、工事原価から直接工事費および共通仮設費を除いたもの。社内機器費用、リース費用、電力用水費、燃料費、地代家賃、警備費、作業所員の給与・手当、労務管理費、退繊金、社会保険料、労災保険料、福利厚生費、租税公課、保険料、契約印紙代、事務用品費、通信・交通費、地代家賃、交際費、補償費、雑費、設計費等で構成される。
詳しく見るプレキャスト鉄筋コンクリート(PC)部材を多用する工事の際、工事現場付近に必要部材を製造するため新設する工場のこと。工事完了後に撤去するため、最小限の設備にとどめるのが望ましい。
詳しく見る注文者との建設工事の請負契約において、受注者としての立場の請負人の契約に基づく法律行為の代理権を与えられた者。請負契約履行のため現場に常駐する。現場代理人の権限の範囲を施主に書面で通知することが建設業法で定められている。建設業法第19条の2。
詳しく見るシャックルやワイヤの寸法・安全荷重はこちらからご確認いただけます。
カタログダウンロード
最新の製品カタログ・図面・取扱説明書がこちらからダウンロードできます。[PDF]
営業時間:8:00~17:00(土日祝日休業)