建設・クレーン工事現場で使われている専門用語用語をまとめました。

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コア core
核、中心。 詳しく見る
コアドリル core drill

建物の壁に配管用の穴を開けたり、コンクリート構造物などから強度試験用の供試体を抜き取るために使用するドリル。モーターや工ンジン、油圧などによって刃先にダイヤモンドを埋め込んだビットを回転させる。コアビットは直径50〜150mm、小型で携帯用のものから車に装置するものまである。

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コアボード

→ランバーコア合板

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コアボーリング core boring

建築現場や土木現場などで行われる穴あけ作業。ダイヤモンドを埋め込んだ歯を回転させることで円筒状に切り進む。壁や床、擁壁、土間、基礎コンクリートアスファルト等に施工できる。騒音レベルが低く、振動が少なく、粉塵等が少ないなどのメリットがある。穴あけ作業前にレントゲン等を撮影し、構造体を傷めないよう事前確認が必要。

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高圧洗浄機

ノズルから高圧で水を吐出する機械。コンクリート打設前の型枠の洗浄やコンクリート面の洗浄あるいは洗車などに使用される。

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高圧配線

電圧が交流600V以上、直流750V以上で、両者ともに7,000V以下の電気配線のこと。→低圧配線

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公開空地(こうかいくうち)
オープンスペースの一種。 詳しく見る
硬化強度

コンクリートの強度のこと。7日強度、28日強度等で管理されている。

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合格品質水準

AQL(略)

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抗火石(こうかせき)

火山のマグマが急冷されて出来た軽量石材。伊豆の天城山、伊豆七島の新島・式根島・神津島で採れる軽石。のこなどで容易に切断できる。軽量で耐火性および保温性があるため、保温材・防音材、外壁ブロックまたは板状の仕上材などに使用される。

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硬化促進剤

コンクリートやモルタル、防水材料などの硬化を早める混和剤。工期の短縮や型枠解体時期を早める場合等に使用する。「早強剤」「硬化剤」ともいう。

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鋼管足場

鋼製単管足場

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鋼管杭

鋼材による円形の管(鋼管)を用いた杭。鋼帯または鋼板をアーク溶接や電気抵抗溶接して製造する。土木・建築などの構造物の基礎杭として使用。単管長さは通常6m以上で、外径は318.5〜2,000mmまで数種類ある。

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鋼管支柱

パイプサポート

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工期

工事期間の略。工事に着手してから完成させるまでに要する期間のことをいう。着工日?竣工日もしくは月数で表す。

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公共事業
公共の福祉のため、国または地方公共団体、政府関係機関などの公的機関が行う事業。 詳しく見る
高強度コンクリート

一般なコンクリートに比べて圧縮強度が大きいコンクリートの総称。設計基準強度が36N/mm2を超える普通コンクリートを「高強度コンクリート」という。JASS5

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高強度鉄筋

一般的には降伏点が490N/mm2を超える鉄筋で、JIS規格にない鉄筋の総称。

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鋼杭

鋼材でつくられた杭の総称。鋼管を用いた鋼管杭とH形鋼を用いるH形鋼杭に大別される。運搬・打込みが容易、溶接により長い杭が可能、上部構造との結合が容易などの長所があるが、耐食性の面で難がある。

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高減衰積層ゴム(こうげんすいせきそう一)

免震装置のひとつで、薄い特性ゴムと鉄板とを交互に張り合わせたもの。水平方向には軟らかく、鉛直方向には建物を支える硬い性質をもっているため、地震の揺れを吸収することができる。建物に揺れを直接伝えないところから、絶縁の意味をもつ「アイソレーター」あるいは単に「積層ゴム」ともいわれる。→免震構造アイソレーター

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剛構造(ごうこうぞう)

ビル建築にあたっての耐震構造のひとつ。RC造、SRC造のように建物全体を剛に構成し、大きな地震に抵抗させる構造。梁と柱は剛接合方式をとり、耐震壁を可能な限り有効に設け、外力に対し変形しにくくした構造。→柔構造

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鋼材検査証明書

→ミルシート

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工作図

→加工図

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工作物

一般に工作物の範囲は広く、建築物も含まれる。労力を加え、土地に接着して製作または築造された設備のことをいう。建築基準法では、確認手続き・検査・構造耐力・用途規制などに関する規定を準用して、建築物以外の一定の工作物について規制をしている。煙突や広告塔、高架水槽、エレベーター、ウォーターシュート・ジェットコースター等の高架遊戯施設などがこれに当たる。→建築物

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工事管理

施工者により、工事が設計図書通り、契約工期内に完成できるように、作業の進捗、資材、予算、工程、安全などの面からの監督指導を行う業務の総称。俗に「たけかん」と称し、工事監理との区別を明確にする。

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工事監理
設計図書通りに工事が実施されているかどうかを確認すること。 詳しく見る
工事監理者

工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認する者。建築工事を行う場合、建築主は建築士法第3条から第3条の3に規定する建築士である工事監理者を定めなければならない。建築基準法第5条の4第4項。

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工事完了検査

確認申請を行った建築物の建築において、工事完了届を受理した場合に該当建築物および敷地が法律並びに命令などに適合しているか、建築主事などが確認する検査。適合していると認められれば検査済証が交付される。

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工事出来高(こうじできだか)

請負契約代金として工事中に部分的に完成したところ(出来形)を評価したもの。工事中の中間支払いなどにおける部分支払いの対象としている。

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工事費内訳明細書(こうじひうちわけめいさいしょ)

工事費の内訳書のこと。工事細目別に工事数量を算出し、単価を入れて総工事費を算出する。工事別、部位別に算出したものがある。

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高周波水分計

測定対象材料の表面に水平電極を接触したり、押し当てて対象材料の含有している水分量を測定する計器。コンクリート、モルタル、木材などの乾燥状態を知るために用いる。

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高周波バイブレーター

棒状バイブレーターの一種でコンクリート打設時に使用する。周波数変換器(コンバーター)と高周波誘導電源を内蔵した振動筒から構成される。棒状バイブレータ一と動力源をフレキシブルシャフトで結んだ形式のものとは区別される。

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孔食

金属内部に腐食が部分的に深く進行する局部腐食。金属の機械的性質を著しく劣化させる。「ピッチング」ともいう。

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高所作業車

高所での作業を安全かつ迅速に行うため、その機構を有した特殊車両の総称。作業者は走行装置に固定された作業装置を構成する作業床の上に乗って作業を行う。自走式リフト、電動リフトなどがある。

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公図

登記所にある旧土地台帳法の附属地図。土地の区画や地番が記入されており、土地の事実概要を知ることができる。

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硬水
カルシウムや炭酸マグネシウムなどのイオンが多く溶解した水。 詳しく見る
合成樹脂調合ペイント

建築物(鉄部、木部など)および鋼構造物の中塗りや上塗りに用いられる塗料。着色顔料・体質顔料などを、おもに長油性フタル酸樹脂ワニスで練り混ぜてつくった自然乾燥性の塗料。JISK5516。

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合成スラブ

床に敷いたデッキプレ一トやプレキャストコンクリート(PC)版の上にコンクリートを打設し、構造体を構成するスラブ。デッキプレートの表面に凹凸を付けたり、PC版にトラスに組んだスラブ筋を半埋込みにするなどの工夫がなされる。

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合成繊維補強コンクリート

アラミド繊維やビニロン繊維などの強度・弾性率の高い合成繊維で補強されたコンクリート。短く切断した繊維をセメントモルタルに混入し、プレキャストコンクリートとして使用される。「PFRC」ともいう。→アラミド繊維補強コンクリート

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鋼製単管足場

通常「パイプ足場」と称し、鋼管パイプをクランプなどの接続部品と組み合わせて組み立てられた足場のこと。鉄筋を組み立てる際の足場などに使われる。「単管足場」「鋼管足場」ともいう。→鋼製枠組足場

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合成調合ペイント

油性の不透明塗料で、金属や木部に用いる。塗膜形成にフェノール樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、酢酸樹脂、塩化ビニール樹脂、工ポキシ樹脂、アクリル樹脂等、さらに合成樹脂エマルジョンが用いられる。

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合成梁

2つ以上の部材を組み合わせて、一体で働くように組み立てて作られた梁のこと。組立梁と同じ。I型梁、ラチス梁、ボックスビームなど多くの種類がある。合成梁に対応する言葉が「単一梁」で、H形鋼や□形鋼による梁材がある。

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合成木材

木材に似た性能を持たせた、合成樹脂や無機系材料などを原料とした材料。

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剛性率

建物の各階の耐震性能を均質化するための指標。剛性率が1より大きい階は建物全体からみて変形しにくい階であることを表す。各階の耐震性能に偏りがあると、地震力を受けたとき剛性の小さな階に変形が集中するため、新耐震設計法では剛性率を設定しバランスの取れた建物構成を規定している。→新耐震設計法

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鋼製枠組足場

堅固な鋼製の建枠、筋かい、鋼製布板、ジャッキベ一スなどを使って組み立てられた足場のこと。「枠組足場」「ビティ足場」ともいう。

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剛接合(ごうせつごう)

構造物の部材と部材の接合部分が堅固に一体となるような接合方法で、垂直反力・水平反力・曲げモーメントが生ずる。鉄筋コンクリートおよび鉄骨鉄筋コンクリート構造の梁と柱を剛接合する構造形式を「ラ一メン構造」という。→ピン、ローラー接合

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鋼繊維(こうせんい)

伸びおよび靭(じん)性を増大させ、コンクリートのひび割れ防止のために用いる鋼製の繊維。長さは20〜40mm程度、断面積は0.1〜0.4mm2、断面が丸もしくは矩形のものが多い。「スチールファイバー」ともいう。

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鋼繊維補強コンクリート

SFRC

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構造強度

荷重(自重、積載荷重、積雪荷重、水圧など)と外力(風圧力、地震力など)が建築物に加わったとき、建築物の構造躯体には、引張り、圧縮、曲げ、剪断(せんだん)などの応力が発生する。その応力に対して建築物の各構造部分および全体が抵抗する耐力のことをいう。

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構造計算

建築構造物・土木構造物などが地震や風圧、雪圧あるいは自重や積載荷重などに対して安全な建築物をつくるため、構造物にどのような応力が発生するのかを計算すること。建築基準法施行令第81〜99条に構造計算上の種々の条件が規定されている。

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構造シーラント

シールの接着力のみでガラスの受けた風圧をサッシュに伝える場合に用いられる特殊なシールをいう。SSG構法における負の風圧に対応して開発されたシール。「ストラクチャーシール」ともいう。→SSG構法

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構造図 structural drawings

梁や柱などの構造に関する部分だけについて作成された図面。基礎伏図、床伏図、軸組図、小屋伏図などの一般図や各種構造断面リスト、矩計(かなばかり)図、詳細図などがある。

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構造スリット

鉄筋コンクリート造の建物全体の構造バランスを保つため、大きな地震が発生した際に応力が集中を避けるため、壁板と柱の間や壁板自体の垂直方向に設ける切欠き(目地)のこと。「構造スリット」ともいう。

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構造設計

建築物の構造に関わる設計のこと。安全性・機能性・経済性を考慮して、力学的な面から建築物の形状や材料、スパン割りなどを意匠設計者とともに決定し構造計算を行い、構造図を作成する。

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構造目地

構造スリット

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構造用合板
建築物の構造耐力上主要な部分に使用する目的のために作られた合板。 詳しく見る
構台
地下掘削を行うために必要な重機を据えた仮説の架台。 詳しく見る
工程
作業量を各工種別に日数換算して作成した日程。 詳しく見る
工程管理

着工から完成までの期間(工期)内で、各工事の順序関係や作業速度を総合的に計画し、それを達成するための管理を行うこと。適切な工程管理によって、建物の品質の確保、工期の短縮、建築工事費の節減などが図られる。品質管理においては「工程の結果を左右する要因の集まりを処置の対象とした機能であって、工程で品質をつくり込む予防の原則にのっとった活動」をいう。

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工程の4M

製造過程における品質管理の要素は、人(man)、機械(machine)、材料(material)、方法(method)から構成されるプロセスのことである。この工程の頭文字をとって4Mという。

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工程表

施工順序を工事ごとに時系列的に示した図。工事全体を示す総合工程表、対象期間を月単位とした月間工程表、週単位とした週間工程表などに分けられ、表現方法によってバーチャート、ネットワーク工程表などがある。品質管理(QC)で使用される「QC工程表」とは区別される。

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公道

国または地方公共団体が道路敷地の所有権を有し、維持管理する一般公衆用の道路のこと。

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購買管理

市況と工程の進ちょく状況を的確につかみ、材料の適切な品質管理を行いながら、建築工事に必要な材料を購入するし、全体としての経済性と品質水準を確保するための考え方および諸方策。

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光波距離計(こうはきょりけい)

光波を用いて距離を測定する装置。相手側に反射装置をセットし、変調した光波を反射装置に送り、送り返される光との位相のずれから距離を求める。

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合板
機械で丸太を薄くはいで得た単板(ベニヤ)を、繊維方向が直交するようにして、奇数枚数を接着剤で貼り合わせたもの。 詳しく見る
降伏点(こうふくてん)

鋼材に力を加えていくと、ある力以上になれば鋼材に力を加えなくても変形が増大する。その状態を「降伏」といい、降伏が始まる点を降伏点という。

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格縁(ごうぶち)

格天井や組入れ天井において、縦横の碁盤目状に組まれた角材。多くの場合、面取りされた材が使用される。→格天井

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鋼矢板(こうやいた)

シートパイル

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交流電流

大きさと方向が時間とともに周期的に変化する電流。「AC」と表記される。

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高カボルト

「摩擦接合用高力六角ボルト」のこと。「ハイテンションボルト」「HTB」ともいい、鉄骨構造物の接合に用いられる引張り強さが大きい六角ボルトのことをいう。JISB1186では、機械的性質による等級として、F8TおよびF10Tを規定している。

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高カボルト工法

高力ボルトを用いた鉄骨の接合方法のひとつで、ナットや座金も高強度の鋼材を使用する。摩擦接合、支圧、引張りの3つの形式がある。→摩擦ボルト接合支圧ボルト接合

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高炉鋼

溶鉱炉(高炉)で高熱を加えて鉄鉱石を溶解還元し、酸素や他の不純物を除去してつくられる鉄鋼。溶銑主体で鉄くずをほとんど使用しない製造法のため、高純度で良質の高張力鋼などが得られる。電気炉(電炉)で鉄スクラップを溶解して製造される電炉鋼もあるが、高炉鋼に比較して不純物を多く含み、溶接性能が劣る。「高炉品」「高炉物」ともいう。

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高炉鉱滓(こうろこうさい)

スラグ(1)

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高炉スラグ

スラグ(1)

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高炉セメント

高炉で銑鉄を製造する際に生じる副産物(スラグ)にポルトランドセメントを配合した金剛セメントの高炉鉱滓の含有量によって、A種(5〜30%)、B種(30〜60%)、C種(60〜70%)の3種類に分けられる。初期強度は低いが長期強度があり、海水などに対する抵抗性があり、耐熱性も大きいため、ダム、河川、湾岸工事などの土木建築工事に用いられることが多い。「スラグセメント」ともいう。

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コーキング材 calking

水密性・気密性を確保するため、サッシ回り、カーテンウォールのすき間、コンクリート打継ぎ部、壁式プレキャスト鉄筋コンクリート部材のジョイントなどに充てんするパテ状の材料。シーリング材と同義で用いられる場合と池性コーキングの意味で用いられる場合がある。

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ゴースタン

鳶職が揚重作業中に使う合図言葉。クレ一ンなどで重量物を吊り上げて所定の位置に移動し、ワイヤーロープを緩めるときに用いる。→ゴーヘイ

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コーティング coating

材料の表面をプラスチック皮膜や塗装で被覆すること。表面の硬度、耐水性、耐薬品性などの質を高めるために行われる。

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コードペン

コードで吊り下げた電灯器具。コードペンダント(cord pendant)の通称。

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コードリール

コンセントとコード巻上げ装置を組み合わせた円筒形状の道具。電動工具用などに用いられる。

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コーナ一筋

補強用の鉄筋で、隅角部の壁筋の定着を確保するために用いる。D13を使用することが多い。

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コーナ一クッション材

屋上部のアスフアルト防水層を押えコンクリートで保護する際、屋上周囲に設けた目地に詰める緩衝材の総称。熱膨張により押えコンクリートが立上り部の防水層を押し上げ、ふくれを生じさせたり、防水層を破損させたりするのを防止するため。

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コーナ一ストーン comer stone

隅石。礎石。石造、れんが造などの組積造において、壁の出隅部に置かれる比較的大き目の石のこと。

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コーナーパイル coner pile

港湾・河川・土留め工事などの締め切り材に用いられるシートパイル(鋼矢板)の一種。曲がり角部分に使用され、T字形、C字形などの断面形状をもったもの。

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コーナ一ビード corner bead

物があたっても破損しないよう、柱や壁などの出隅部に取り付けられる棒状の保護金物。

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ゴーヘイ

クレーンやウインチなどによる揚重作業中に鳶職が使う合図言葉。重量物を吊り上げるときに用い、吊り上げ開始・巻き上げ開始を意味する。→ゴースタン

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コールドジョイント cold joint

コンクリートの打ち込み後、相当時間が経過して硬化し始めた層の上に次の層が打ち継がれることで生じる不連続的な接合面。材料コンクリートの運搬時間がかかりすぎることによる作業の中断や、打設順序が適切でないなどの理由から発生する。付着性が悪く、コンクリートの構造上の欠陥となる場合が多い。

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小口(こぐち)

棒状のものを横に切った切断面。木材、れんが、石などで、断面が矩形またはそれに近い形をした長方体の部材や材料における短辺方向の面のこと。→小端

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国土交通省通達

国土交通省が所掌事務について、所管の機関や職員に通知する文書。建築基準法施行令の条文や告示、建築基準法に適合しない材料や工法のうち、国土交通大臣が特別に認めたものについて、特定行政庁が統一的に運用するために出される文書など。

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国土交通大臣許可業者

複数の都道府県に営業所を設置し、営業を行う者が受ける建設業法における許可。5年ごとの更新が必要で、工事業種別に許可を受ければならない。単に「大臣許可」ともいう→都道府県知事許可業者→都道府県知事許可業者

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ほぼ壁の中央から下の部分のことをいい、上下で仕上げが異なる場合に下部の壁面を区別していう。

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コジェネレーションシステム co-generation system

電力と熱の併給システムのひとつで、発電と同時にその排熱を利用する。燃料から得られる熱を電力に変えると同時に、燃焼時に発生する蒸気、熱水を暖房・給湯などに利用して省エネルギー効果を高めようとするもの。常時、熱を必要とする病院、ホテル、スーパ一マーケット、スポ一ツセンタ一、山間、離島のリゾート施設などで積極的導入が見込まれる。

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コストマネジメント cost manage-ment

計画立案からプロジェクト完了まで、各プロセスで行われるコスト管理。予定された予算内でプロジェクトを完成させる目的で行われる。

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鏝(こて)
左官工事で壁や床にモルタルやプラスターなどを塗り付けたり、仕上げたりするための道具。 詳しく見る
固定荷重

建築物に常時作用し、永久に重量や位置の変動がない荷重のこと。建築物を構成している骨組みや間仕切り壁、それらに付随する仕上材料、設備関係の自重を合計したもの。

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固定クランプ

縦横の交差するパイプを結合する単管足場の組立てに用いる結合金具のひとつ。「直交クランプ」ともいう。

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鏝板(こていた)

左官材料、モルタルなどの塗り材料を乗せて手元に置くための30cm角程度の板。鏝板の上で塗り材料を軽くこね返してから鏝に受けて塗る。左手で持ちやすいように柄や握りが付いて。

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固定端(こていたん)

外力に対し抵抗できるように端部を支点として固定したもの。橋桁のような長い構造物は、四季の温度変化による伸縮に対応するため、一端を固定し他端を動くようにしてある。→可動端

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鏝押え(こておさえ)

金鏝または木鏝でモルタルやコンクリート面を仕上げること。塗り材料の硬化進行に合わせて仕上げを金錢で3回行うことを金錢3回押えなどといい、回数が多いほど表面が平滑となり良い仕上げとなる。

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鎧均し(こてならし)

鏝でコンクリートの表面を一度だけ平らにならすこと。捨てコンクリートなど仕上げ面以外で行われる。

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鏝斑(こてむら)

モルタル表面の仕上がりに残る波状になった作業中の鏝の運び跡。左官工事における仕上げの欠陥の一つ。

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捏ね場(こねば)

建築・土木などの工事現場で左官材料を調合、混練する場所。セメント置場・砂置場・ミキサー・水槽・ふるいなどが配置される。

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捏ね屋(こねや)

左官塗りで使うモルタルやプラス夕ーなどこね作業を専門に行う職人・作業者。

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コの字クランプ

仮設手すり用鋼管、ペコビームなどの型枠支保工(しほこう)をセットする金具。鉄骨梁のフランジ部分に取り付けて使用する。

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小端(こば)

矩形またはそれに近い形の断面を持つ石・れんが・木材などにおいて、長手方向の狭いほうの面をいう。割栗石を敷き並べる際に、小径の小端を下にして立て並べることを小端立てという。→小口

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ゴムパッキン

お互いに接する構成部材の間に装着し、気密性や液密性を保たせるために用いるゴム製のシール材。各システムを安定稼動させるために用いられる。運動用に使用されるシールのことをパッキン(packing)といい、それに対して、静止用は「ガスケット」(gasket)と呼ぶ。

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ゴライアスクレ一ン goliath crane

移動式の門型クレ一ンの一種。揚重能力やスパンが非常に大きなものをいう。プレキャストコンクリート部材の製造工場や現場における鉄筋加工場、造船所などで使用される。

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コラム column

(1)円形の断面をもった柱。円柱形、円筒形の柱状のもの。分野によってカラムとも表記する。

(2)鉄骨柱として用いられる円形あるいは角形の半製品化された鋼管。

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コラムクランプ column cramp

フラット型やアングル型の鋼材を組み合わせ、せき板を締め付けるのに用いる独立柱や壁付き柱などの型枠補助材の一種。

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コルゲートパイプ corrugate pipe

仮設の排水路などに使用される波形鉄板でつくった管。

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コルテン鋼

鋼表面に保護性錆を形成するように設計された耐候性鋼の低鉄合金鋼。COR-TENと表示される。〔製造:新日本製鐵〕

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子ワイヤー

クレ一ンなどで荷を吊るワイヤーのこと。→親ワイヤー

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コンクリート concrete
セメント、骨材(砂・砂利)、水などを混練した硬化物。 詳しく見る
コンクリートカート concrete cart

工事現場などでコンクリートやモルタルの小運搬(こうんぱん)に使用される手押しの一輪車または二輪車。「猫車」とも。

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コンクリート型枠用合板

打ち放し仕上げをするコンクリートを打ち込む型枠として使用する厚さ12〜24mmの合板。日本農林規格(JAS)では、塗装またはオーバーレイを施したものもある。接着の程度はー類が要求されている。

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コンクリートカッター concrete cuter

鉄筋コンクリートを切断すると同時に、試験体を抜き取る(コア抜き)作業などに使用される。

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コンクリート鉤(ーかんな)

打放しコンクリート面の補修などに用いる。型枠の継目にできるコンクリートの目違いなどを削って平らにする電動工具。

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コンクリート強度 concrete strength

建築物の各部分に発現する圧縮強度。一般的に、設計や管理においては材齢28日の強度を基準にする。単位は〔N/mm2〕で表される。

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コンクリート強度試験

コンクリートの圧縮応力を調べるための試験。圧縮強度試験、割裂引張試験、静弾性係数試験があり、大気養生の供試体の圧縮強度試験、アムスラ一(圧縮試験機)を用いた水中養生が一般的に行われる。

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コンクリート工事

材料の計量・調合、運搬、打設、養生までの作業工程の総称。一般的に、建設現場では打設養生までをいう。型枠、鉄筋工事を含めていう場合もある。

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コンクリート混和剤

コンクリート中に少量だけ混入し、初期強度の増大やワーカビリティの向上など、コンクリートの性質を改良するために用いる物質。AE剤、減水剤などがある。容積計算に組み入れられるほど使用量が多いもの(例:フライアッシュなど)は「混和材」という。

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コンクリート振動機

バイブレーター

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コンクリート図

躯体図

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コンクリート調合

調合

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コンクリートテストハンマー con-crete testing hammer

テストピースの採取や構造物の破壊を伴わずに固まったコンクリートの強度を測定する非破壊試験機械。内包されたバネの反力を利用してコンクリートに打撃を与え、返ってきた衝撃により強度を測定する。「シュミットハンマー」ともいう。

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コンクリート止め板

既製コンクリー卜杭と基礎スラブとの接合において、杭中空部に鉄筋かごを配置してコンクリートを打設する際、杭穴をふさいで杭の中空部にコンクリートが入らないようにするふたの役割を果たす板。

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コンクリート破砕機(ーはさいき)

コールピックハンマーやブレーカーなどのコンクリート塊を破砕するための機械。

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コンクリート非破壊試験

コンクリートを破壊することなく、圧縮強度の推定やひび割れ・欠陥・鉄筋の付着状況などを、機械的、音響的、電気的な方法により検査すること。シュミットハンマー法、超音波法、共振法、鉄筋探査法などがある。

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コンクリートブロック concrete block

→空胴コンクリートブロック

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コンクリートボックス concrete box

配線の分岐、接続に用いるボックスで、コンクリート内に打ち込んで使用する。

→アウトレットボックス

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コンクリートポンプ車
コンクリート打込み用の車両機械。 詳しく見る
コンクリート巻き

土や雨水からの腐食を防止するため、外部設備で地面より立てている機器などにより一定高さまでコンクリートを打設すること。

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コンクリートミキサー concrete mixer

内部に傾斜した翼を持つドラムを回転させてセメント、骨材、混和材、水を混練し、コンクリートにする機械。

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コンサルタント consultant

建設コンサルタント

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コンストラクションマネジャー construction manager

依頼に基づいて発注者に代わり、品質・コストを満足した建物を工期内に完成するよう、建設活動を一元的に管理、調整する者。「CMR」ともいう。→コンストラクションマネジメント

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コンストラクター constructor

建設(業)者、建造者。→EC化

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コンセント receptacle
電流を取り出すための配線用差込み接続器。 詳しく見る
ゴンドラ gondola

建築物の屋上や中間階に仮設の梁やフックを取り付け、それにワイヤーロープをかけ、巻き上げ機械を操作して昇降させる簡易吊り足場。建築物の外壁や窓の補修、清掃、塗装などに使用する。

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コントラクター contracter

「請負業者」ともいう。建築や土木工事を請け負って仕事を行う業者のこと。

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コントラクトカーペット

非住宅の建物に使用するカーペットの総称。事務所・ホテル・店舗などに用いられ、耐久性・耐摩耗性・防災性などを重視して作られる。

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ゴンドラ則

ゴンドラ安全規則の略。労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)の規定に基づいて、ゴンドラの製造・設置・使用・検査などについて規定したもの。昭和47年9月30日労働省令第35号。

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混練り

コンクリートやモルタルをつくるため、セメント、砂、骨材、混和材、水を練り混ぜること。

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コンバージョン conversion

既存建物の用途を変更し、改造を施して再利用すること。

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コンパクター compacter

下部に付いた平板を上下小きざみに振動させ、土の中に含まれる空気を押し出して地盤を締め固める機械。小型で軽量のためローラ一の使えない場所の締固めに適し、また砂質土、礫に適している。

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コンパネ

型枠に使用する合板のこと。コンクリートパネルの略。

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コンパレーター comparator

モルタルやコンクリートの長さの変化を測定する精密測定装置。

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コンプレッサー compressor
ある一定の圧力に気体を圧縮する機械の総称。 詳しく見る
コンベアー conveyer

コンクリート、骨材、士砂などを運搬するベルト式の運搬用装置。台車の上で回転させる輪状のベルトの上に運搬物を載せて移動させるベルトコンベアーと、バケット(バケツ)をチェーンあるいはベルトに取り付けたバケットコンベアーとがある。

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コンベクター convector

正式には「コンベクター・ヒーター」といい、温水や蒸気を熱源とする暖房で用いる放熱器の一種。銅板もしくは銅板製のフィンを付けたコイルをケーシングの中に納め、自然対流による熱交換を行う。送風機を内蔵したものを特に「送風型コンベクター」と呼ぶ。

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コンベックス

凸状に湾曲した断面を持つ薄い金属製の小型鋼製巻尺。直立性に優れ、1.5〜5m程度の寸法測定が可能。

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コンポジット材料 composite materials

2つ以上の性質の異なった素材を組み合わせ、単一材料よりも優れた性質をもった材料のこと。「複合材料」ともいう。ガラス繊維強化プラスチック、炭素繊維強化プラスチック、セラミックス基複合材料などがある。

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