建設・クレーン工事現場で使われている専門用語用語をまとめました。
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構造上の荷重を支えない非耐力壁の仕切り壁の総称。直訳で「幕壁」、建築基準法用語では「帳壁」と呼ばれる。工場であらかじめ製作された外壁を現場で躯体に取り付ける。PC(プレキャスト)カーテンウォール、アルミやステンレス等が使われたメタルカーテンウォールなどの種類がある。
詳しく見る錠前にセットされたカードリーダーが電気的にカードのID情報を読み取り、解錠または施錠を行う。磁気やICチップ、バーコードで認証するものなどがある。
詳しく見るアクリル繊維またはピッチを炭化させて作った炭素繊維。軽量で弾性、強度が非常に高く、耐熱性、熱伸縮性、耐摩耗性、耐酸性、電気伝導性熱に優れている。CFと略される。→CFRC略
詳しく見る木ねじを効かすため、コンクリートや ALC、ブロック、大理石、タイルなどの面にドリルで穴を開けて差し込む鉛製の筒状プラグ。木ねじをねじ込むと、鉛とコンクリートの穴の表面に生じる摩擦抵抗により引抜きに耐える構造となっている。
詳しく見る上部に蓋などの覆いが設けられていない排水溝および配管用の溝で、単に「水路」とも呼ばれる。蓋付きであっても取外しが容易なものは開渠に含まれる。「明渠(めいきょ)」とも呼ばれる。
詳しく見るゴキブリやハエ、ネズミなどの衛生害虫、不快害虫、食害虫。ビル管理法では床面積が3,000m2以上の特定建築物には半年に一度害虫の生息調査が義務付けられ(ビル管理法規則第4条の3)、異常が見つかれば駆除をする必要がある。
詳しく見る上部を控え綱(ガイ)で支えられて直立したマストに取り付けたブームを旋回させて荷物を動かす揚重機械。旋回させるごとにブームをマストに添えて立たせる必要があり、360゜旋回させることが可能。トラッククレ一ンやタワークレ一ンの発達で使用頻度が減少している。単に「ガイ」ともいう。
詳しく見る電動またはエンジンで翼を回転させ、床面に打設したコンクリートやモルタルをならすために用いられる動力機械。「フロアフィニッシャー」とも呼ばれ、モノリシック仕上げなどに用いられる。→モノリシック仕上げ
詳しく見る(1)車輪や戸車がはずれないよう案内する大型レールおよび引戸などの機器。エレベ一ターのケージやエスカレーターの踏板などに用いられる。
(2)シャッターのスラットの左右に取り付けられる、スラット開閉の動きをガイドする縦の溝金物。
詳しく見るサンダーなどの機械やガスやア一クを用い、鋼材などの金属板に溝を付けたり、溶接欠陥部分を除去するため溝を付けること。タガネで掘るのが一般的であるところから「はつり」ともいう。
詳しく見る公共工事の競争入札への参加を希望する企業が提出する競争入札参加申請書類を発注者が審査し、その結果によりランク付けされる制度。A、Bランク等に順位付けされ、ランクによって入札に参加できる金額等の条件が決定される。
詳しく見る建物の建築前に提出された建築確認申請書に対し、設計や敷地配置などが建築基準法および関係法令に適合するか否かを審査し、適合が確認されたとき申請者に交付する書類。建築基準法第6条4項。
詳しく見る建築が認証さていること、建築主、設計者、工事施工者、現場管理者の氏名などについて、施工者が工事現場の見やすい場所に表示した木板やプラスチック板製の表示板。建築基準法第89条1項。
詳しく見る(1)地盤沈下で下がった堤防を上に継ぎ足すなど、現在あるものの高さが不足して用をなさなくなった場合、目的にかなうよう上に継ぎすること。
(2)コンクリートスラブの上に軽量コンクリートなどを打設するような、面上のものを持ち上げること。
詳しく見る(1)鍛冶を行う職人。店舗もしくはその家。鍛冶屋。鋼材のガス溶接や切断を専門に行う職人。鍛冶工。
(2)一端をL字形に曲げて割れ目をつけ、そこに釘を挟んで抜くのに用いる工具。バール。
詳しく見る鉄筋同士を突き合わせて圧力を加えながら、接合面を酸素・アセチレン炎で加熱して赤熱状態を作ることで金属結合される継手。手動ガス圧接、自動ガス圧接、熱間押抜ガス圧接、天然ガス圧接、高分子天然ガス圧接がある。
詳しく見るゴミ焼却炉の一種。ゴミを低酸素状態で蒸し焼きにして可燃性ガスと隅に分解し、1,000〜1,300℃以上の高温でガスを燃やして炭を溶融。ダイオキシンの発生を抑え、焼却灰を軽減する。
詳しく見る(1)配管用炭素鋼鋼管(SGP管:Steel Gas Pipe)の俗称。表面を亜鉛めっきしてある材料を「白ガス管」、素のままを「黒ガス管」という。
(2)ガスを供給するための管。
詳しく見る(1)構造に気密性、液密性を持たせるため、部材の接合部にはさんで、水やガス漏れを防ぐ固定用シール材。
(2)プレキャスト鉄筋コンクリートのジョイント部やガラスのはめ込み部などに、気密性、液密性を確保するために用いられる合成ゴム製の材料。「定形シーリング材」ともいう。
詳しく見る鋼材の切断部分に酸素とアセチレンの酸化炎を吹き付けて予熱し、酸素を吹き付けて酸化・溶解させた上で酸化物を吹き飛ばすことにより、鉄筋や鋼材を切断すること。
詳しく見る工事完了までに必要な一時的な施設や設備工事のこと。仮囲い、現場用事務所、倉庫、足場、その他機械設備などがある。仮設建築物は工事完了時には撤去され、建築確認申請は必要なく、防火の規定や接道義務、用途地域に関する規定等も適用されない。
詳しく見る熱間での圧延によりつくられる構造用鋼材。主に構造用として柱、梁、基礎杭などに使われる。その断面の形状により、山形鋼、溝形鋼、I形鋼、H形鋼、その他各種がある。JISG3192。
詳しく見る梁や床の型枠のサポートを受けるために組み立てるステージのこと。吹抜け部分や階高が非常に大きい場合のコンクリート打設に用いられる。筋かいで連続した枠組足場の上に、ペコビーム、ばた角、足場板などを用いて作られるのが一般的に多い。「型枠構台」ともいう。
詳しく見るコンクリートを所定の形に打ち込む型枠の組立、解体にかかわる下ごしらえ、はく離剤の塗布、解体後の整理なども含めた工事の総称。型枠には木製と金属製などの板が用いられる。断熱材として同時に埋め込むポリスチレン形成型枠が普及している。
詳しく見るコンクリートを打設する際、コンクリートが所定の強度を発現するまで、倒壊・破損・有害な変形を防止するために、型枠を所定の位置に支持するための仮設材料。大引き、根太支柱、仮設梁および筋かいやチェーン類などが支保工の材料として用いられる。床、梁下の支保工は、コンクリートの圧縮強度が12N/mm2以上必要となり、安全性が確認できれば取り外しが可能になる。
詳しく見るコンクリート打設してから型枠を解体までの期間。型枠を解体しても品質に悪影響を与えない強度が発現する日数によって定まり、冬季は長く、夏季は短くなる。また、壁・スラブ下・梁下などによっても期間は異なる。
詳しく見る資材などをロープで上下および水平移動する際に用いる溝車付きの工具。ブラケットまたはフレームの側板が開いて、ロープの掛け外しが可能な構造のものを「スナッチブロック」「キンネン」「キンネンブロック」などという。索輪が金属製のものを「金車」、木製のものを「木車」ともいう。
詳しく見る有機性排水の処理に用いられる、人為的・工学的に培養・育成された好気性微生物群を含んだ汚泥。微生物の代謝を利用し、排水中の有機物を酸化分解または吸収することで汚水を浄化する。排水・汚水の浄化手段として浄化槽、下水処理場などで広く利用される
詳しく見る特定の物質を選択的に分離・除去・精製するために、科学的または物理的処理が施された多孔質の粒状あるいは粉状の炭素。石炭や木炭・やしの殻などからつくられ、水の浄化や脱色、気体の脱臭などに用いる。
詳しく見る(1)紙・布その他の藩手の素材を切断するための刃物。
(2)鉄筋、鉄骨、鉄パイプなどの鋼材、コンクリート路面などを切断する機械。
(3)軟質棒鋼材、軟質線材、硬胴棒材などを切断するボルトクリッパーのこと。
詳しく見る(1)直角を求める金属製の物差し。直角定規を兼ねる大工用具の一つ。
(2)差し矩のこと。
(3)直角であること。直角の墨を出すことを「矩を振る」「矩を巻く」ともいう。矩墨、矩尺、矩差しなどのように使う。
詳しく見る鉄筋コンクリート内の鉄筋の外側から、コンクリー卜表面までの最短寸法のこと。耐火性、耐久性に関わって来るため、建築基準法でコンクリートのかぶり厚さが定められている。単に「かぶり」ともいう。→地被り
詳しく見る壁材・床材・天井材の取り合い部分において、他の部材より壁材が貫通する納まりが伸びている状態をいう。間仕切り壁などで壁勝ちとすれば、室閻の遮音性能の確保、防火区画の構成などが図れる。床勝ち、天井勝ちとすると、室単位での模様替えや改修への対応が容易になる。→天井勝ち、床勝ち
詳しく見るワイヤーロープの巻き過ぎによるクレーンの破損や、ワイヤーロープ切断などによる荷の落下事故を防止するリミットスイッチ。巻取りドラムに連動し、回転数により巻き上げ・巻き下げの限度を知る方式と、ブームの先端からおもりを下げ、巻き上げたフックがおもりと接することによって巻き過ぎを知る方式がある。「巻き過ぎ防止装置」ともいう。
詳しく見る和室の引き戸・障子・ふすまなどの開口部において、内法高さの位置に入れる溝を掘った横木であり、建具の上枠とする。開口部に隣接する壁面に、鴨居に合わせて取り付ける化粧材を「付け鴨居」と呼ぶ。→敷居
詳しく見る溶接部の非破壊検査方法のー種。溶接部に塗った浸透液をふき取り、表面が乾いてから現像剤を塗ると、クラック内にしみ込んだ浸透液が表面ににじみ出し、欠陥が発見できる。「浸透探傷試験」または「レッドチェック」ともいう。
詳しく見る繊維補強セメントや鉄筋コンクリート製の管の継手の一種。管と管を突き合わせ、継手部分に管の径よりひとまわり大きい径の鋳鉄もしくは鉄筋コンクリート製の輪(カラ一)を外側からかぶせる。間隙はモルタルでコーキングするかゴム輪を使って水密する。
詳しく見る屋根や外壁の仕上げ材に用いられる、着色塗料をあらかじめ焼付け塗装した亜鉛鉄板(トタン)。現場塗装のものより耐食性・耐候性に優れ、機能性・意匠性にもすぐれている。片面および両面焼付けがあり、「カラートタン」「着色亜鉛鉄板」ともいう。
詳しく見る柱頭部で上部の荷重を柱身に均等に伝える部材のこと。一般にキャピタルもしくは柱頭と称するが、特にフラットスラブ構造において、テーパーの付いたスラブを受ける部分を区別してこのようにいう場合が多い。→フラットスラブ
詳しく見る工事期間中、工事用敷地を特定し、資材のはみ出し設置や飛散・落下物・場内侵入・危険防止などを目的に、工事現場と外部とを遮断するために現場周囲に設置された塀のこと。板塀、鋼板塀、有刺鉄線さくなどがある。
詳しく見る正式な請負契約を結ぶ以前に行われる契約のこと。地方自治体で議会承認が必要な一定額以上の工事について、地方自治体が請負者と契約してから議会にはかる場合、この契約は議会で承認されるまでは仮契約となる。
詳しく見る移動用の車輪がついた吊り荷重が1t以下の小型のジブクレ一ン。据付け・移動が容易で、コンクリートの打ち上がった屋上スラブにのせて、荷揚げやカーテンウォールの取付けなどに使われる。
詳しく見る室内の空気と屋外の空気を入れ換え、衛生上良好な室内環境を保つこと。風圧と温度差によって空気が入れかわる「自然換気」と、送風機や排風機を用いて強制的に行う「機械換気」とがあり、後者を「強制換気」「人工換気Jという場合もある。
詳しく見る開発行為が自然破壊の原因となるかどうかを予測調査すること。また、自然破壊となり得る場合、その悪影響を最小にする方法を探し出すこと。略して「EA」ともいう。
詳しく見る大気汚染、水質汚染、土壌汚染、天然資源の枯渇、植物の減少などの環境の変化要素で、事業活動から生じる環境側面を評価すること。環境側面は原因、環境影響は結果。
詳しく見る開発を実施するにあたり、環境に関してどのような影響を与えるか予測調査を実施し、評価書を公表、住民・学識経験者・行政の意見を尊重しつつ、環境の保全に対し十分な配慮をする制度。
詳しく見る特定用途に利用される面積が特定されている特定建築物において、建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づき、衛生的・快適に使用できるよう環境を維持するために選任される監督者。
詳しく見るISO14001、環境業績評価、CO2削減技術、ゼロエミッション、グリーン調達などを基に、企業と社会が維持可能な発展をしていくために、地球環境と調和した企業経営を行うこと。活動を具体化していくためには様々な手法の活用が求められる。
詳しく見る企業の環境保全の取組み実績や、環境負荷の低減に向けた取り組みなどを社会に対して公表する年次報告書。一般に、企業ポリシーや環境保全に対する目標や方針、計画、環境マネジメントのシステム、温暖化対策やCO2排出量の削減などが盛り込まれている。
詳しく見る(1)かんざし筋。
(2)ワイヤーロープのアンカーを土中にとるとき、ロープの端末に結びつける横木。
(3)木材の接合において2つの部材を貫通する栓。仕口をかためるために用いる。
詳しく見る現場作業に直接関係ない仮設設備のこと。現場事務所、仮囲い、材料置場などがある。各種工事に共通して使用される動力、光熱、用水の設備なども包含して、一般的には「共通仮設」という。→共通仮設工事、直接仮設工事
詳しく見る光束の90%以上が照明光源の中心を通る水平線の上方向に放射される照明方式。直接光をカットし、反射板や造営材の反射光により間接的に行う。光源が直接目に入らないためまぶしくなく、光と影は柔らかいが効率は悪い。
詳しく見る給水タンク・冷蔵庫・水飲み器などの器具・機械の排水管を、他の排水系統へ直結させず、水受け容器を経て排水処理を行う。飲食物系の器具類からの排水は、排水管に直結すると排水管が詰まった場合に汚水が逆流するおそれがある。器具の排水をじょうご状の水受けを介してトラップ付きの排水管に流すようにするもの。
詳しく見る塩化物含有量測定計。生コンクリート中の塩分量を測定できる。生コンクリートの中に試験紙を差し込み、吸い上げた水分により色が変化することで塩分の量が測定できる。〔製造:太平洋マテリアル〕
詳しく見る土地区画整理事業において、施行地区内の土地所有者等の土地(従前地)についての権利に照応する別の土地の権利を与えること。または、相当する土地の権利がない場合は金銭で清算すること。
詳しく見るマンションの管理・運営方法のひとつ。管理組合の業務の一部または全部を、契約を結んで管理会社に委託すること。管理員の勤務形態により(1)常駐管理(2)通勤管理(3)隔日通勤管理(4)巡回管理(5)機械管理または無人管理がある。
詳しく見るマンション管理の適正化の推進に関する法律に基づき、管理会社に配置が義務づけられた国家資格者。管理会社の社員として管理業務の重要なマネジメントを行う。→マンション管理適正化法
詳しく見る区分所有者全員で組織する団体。分譲マンションの専有部分のリフォームを行う場合などは、設計内容や工事方法について管理紺合の許可を得る必要がある場合がある。区分所有法第3条によると「区分所有者は、全員で建物並びにその敷地及び附属施設の管理を行うための団体を構成し、この法律の定めるところにより、集会を開き、規約を定め及び管理者を置くことができる」とある。
詳しく見る経営者が任命する品質、環境マネジメントシステムを遂行するための責任者。それぞれのシステム運用、維持に関しての最高責任者である。
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