建設・クレーン工事現場で使われている専門用語用語をまとめました。
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内外装にかかわる塗装工事、左官・タイル工事、石工事のほか、天井、壁、床などの仕上げのクロス、合板、フローリング、カーペットなどの工事にかかる費用のこと。住宅の仕様や施工業者の積算・見積によって項目のたて方が異なり、各工事の比率も変化する。また、仕上材料などにより、価格に違いが生じる。
詳しく見る建築各部の仕上げを表にまとめて示したもの。一般的に、屋根や外壁等の仕上げを示す外部仕上げ表と、各室内の壁・床・天井等の仕上げを示す内部仕上げ表がある。これによって、ある部分の仕上げを知るのに、多くの図面を照合する手間が省かれる。また総括的にその建物の仕上げ程度を知ることができる。
詳しく見る2つの部材を接合し、一体化させるために用いる接合部品(金具)で、接合部に生ずるせん断力に抵抗するために取り付けられる。コンクリート床版と鉄骨梁、また木材と木材などの接合に用い、スタッド、合成鉄筋、ジベルなどの種類がある。→スタッドボルト
詳しく見るシートで開閉する方式のゲート。工事現場の出入口などに用いられ、柱・梁材が軽量で開閉が容易だが、シートを折りたたむため多少厚みがあり、高さの制約を受けるなどの特徴がある。→パネルゲート
詳しく見る止水や根切り工事の山留めのため、周囲に打ち込んだ鋼製矢板。溝型に加工した鋼板の端部が互いにかみ合い、連続した壁を構成する。木製、鋼製、鉄筋コンクリートがあり、現在は鋼製矢板をさす場合が多い。「鋼矢板」ともいう。
詳しく見る合成繊維・合成ゴム・合成樹脂などを主原料とした防水布を、防水部位に接着剤による貼り付けを含む何らかの方法で固定し、シート相互のジョイントを力学的にも防水的にも十分な性能を確保しつつ防水層を構成する工法。「合成高分子ルーフィング防水」ともいう。JIS A 6008, JASS 8。
詳しく見る掘削にともなう排水工法のひとつで、透水性の低い地盤に用いられる。掘削孔に直径20cm程度のストレーナ一管を入れて周囲にフィルター層をつくり、吸水管を差し入れて排水する。ウェルポイント工法がアメリ力で発達普及したのに対し、この工法はヨーロッパで発達したもの。日本での活用例はあまりない。
詳しく見る下地処理用の下塗り塗料のことで、コンクリートやモルタル面などの塗装に用いられる。下地への吸込み止め、下地から出るアルカリやシミ止め、脆弱下地の補強などを目的とする。
詳しく見る水密・気密の目的で充てんする材料。金属パネルやプレキャストコンクリート板のジョイント部、ガラスのはめ込み、サッシュ回りなどの建築構成材の目地部分などに使用する。用途によってグレイジングに使用するタイプとそれ以外に使用するタイプとがある。「シール材」「シーラント」ともいう。JIS A 5758。
詳しく見る貝殻や動植物の堅くて薄い外皮などのように、厚みが薄い曲面をもった板のこと。これを適切な方法で支持し、外力を面内応力で伝導する構造をもつものをシェル構造といい、大スパンの屋根、海中構造物などに用いられる。「シャーレン」ともいう。
詳しく見る1997年、経団連において36業種137団体が取りまとめた産業界の環境自主行動計画のこと。地球温暖化対策と廃棄物対策について、具体的な目標設定を産業界ごとに行い、その対策が示され、以降これらの活動は毎年開示されている。
詳しく見る地震による加速度と建築物の固定荷重、積載荷重および積雪荷重を乗じて得られる応力。構造計算を行う場合は地震による加速度として、地震層せん断力係数(Ci= Qi /Wi, Qi:i 階の層せん断力、Wi : i階より上階の重量)として求められる。
詳しく見る入札において、参加資格や落札者たる資格を失うこと。書類が不備であったり、入札時間に遅れたりした場合には参加資格を失う。最低制限価格が決められている場合、それ以下の価格で入札した場合などは、最低札であっても失格する。
詳しく見る瓦や石材の接着や目地の充填、小舞(こまい)、木摺(きずり)、ラスボード、コンクリートなどの下地の上に塗られる建材。消石灰に砂、すさ、布糊(ふのり)を混ぜ、水で練ったもの。
詳しく見る建物の建設や家具製造の際に利用される塗料や接着剤などに含まれるホルムアルデビド、VOEなどによって室内環境が汚染されている住宅のこと。対策として建材の使用制限、室内換気等の規制を盛り込んで建築基準法が改正された。
詳しく見る洪積層およびこれより良質の地盤に先端部を定着させ、これを反力として山留め壁の支持や、建物の転倒や浮上り防止などに用いる構造体。「グラウンドアンカー」ともいう。
詳しく見る建方(たてかた)の完了した鉄骨部材の上や構台の上に据え付け、荷上げ・荷下ろしを行うクレ一ンの総称。揚程が小さいため鉄骨建方やタワークレ一ンの解体などに使用が制限される。固定型と走行型がある。
詳しく見る(1)盛土や埋戻し土を突き固め、振動や転圧などによって空隙を少なくし、密実にすること。
(2)コンクリート打設において、バイブレーターなどで振動を与えることで、型枠の隅々まで十分に充てんさせること。
詳しく見る日本農林規格。Japanese Agricultural Standard の略で、農林水産省が所管する物資や建築材料などの品質の向上と安定のための規格。製材品、集成材、普通合板、特殊合板、難燃合板、構造用合板、積層床板、フローリング類などが制定されている。
詳しく見るJapanese Architectural Standard Specification の略。建築の品質の確保・向上、合理化を目的として定めた工事別の施工標準。「日本建築学会建築工事標準仕様書」ともいう。
詳しく見るコンクリート、モルタル、木材等の材料が、乾燥などによって収縮し、ひび割れを起こす現象。また、比較的小さなひび割れのこと。「収縮ひび割れ」ともいう。
詳しく見る繊維方向を長手にそろえた状態で木材の板または小角材を接着剤で重ね貼りし、角材や厚板材としたもの。構造用と造作用がある。単板を貼り合わせてつくる積層材とは区別されている。農水省告示第778号(日本農林規格)。
詳しく見る得意先などからの注文を受け、それぞれの仕様に合った製品をつくる生産方式。建設業は受注生産を特徴とし、不規則で多様な需要に対処が必要なため、製造設備の固定資本化や建設労働者の常雇いの面で制約条件をかかえている。「注文生産」ともいう。
詳しく見る建築物の材料や構造について、発注時に使用する材料・工法に関する仕様を示して規定すること。基礎の高さ、天井高さ、階段の蹴上げや踏面の寸法、柱間の寸法、採光開口部の寸法等は、すべて仕様規定である。仕様規定に対し、その効用を規定する方法を「性能規定」という。→性能規定
詳しく見る揚重機械を利用した作業および資材運搬併用の足場。足場としてよりも揚重機としての機能を重視して設置されることが多く、リフトなどに比ベスピードは遅いが安全性が高く、人が乗ることも許されている。
詳しく見る設計者が施工者に行う指示のうち、品質、成分、性能、精度、製造方法、施工方法、メーカー、施工業者など図面に表示していない、あるいは表示できない事項を記載した書類。どの建物にも共通する「標準仕様書」と、その建物にのみ固有の「特記仕様書」とからなる。士木では「示方書(しほうしょ)」という。→建築工事標準仕様書
詳しく見る建物の新築の際に行われる祭祀で、棟木を上げるときに行われる建築儀式のひとつ。木造は棟札(むなふだ)、に工事の主旨や建物名、上棟年月日、建築主名等を書き、棟梁が棟木に奉置する。鉄骨造は鉄骨工事完了時、鉄筋コンクリート造は躯体コンクリート打設が完了したときにそれぞれ行う。「棟上(むねあげ)式」ともいう。
詳しく見る照度とは、ある面の明るさの程度をいい、発光体の明るさの程度と照らされる場所までの距離の二乗に反比例する光束の面積密度をいう。単位はルクス(lx) で、1燭光の明かりが、そこから1m離れた面に直交する部分の明るさを1ルクスという。
詳しく見る熱間鍛造黒皮からの仕上げ程度によりグレードを分類したボルト。外側も仕上げてあるボルトで、軸および頭の軸側を仕上げた中ボルトよりも仕上げ程度が上等。 JIS B 1180。
詳しく見る各省庁の大臣が制定する、所管の行政事務について法律または政令の規定を実施するために定める命令のこと。法律および政令の委任に基づき省令を定め、このような省令は一般に「◯◯法施行規則」と称されている。
詳しく見る空調用吹出し口と吸込み口が接近していて、冷温熱が室内に開放される前に排出されてしまう現象。空調屋外機から吹き出した冷熱風がそのまま吸込まれ、外気の熱が利用できなくなり、高圧カットで運転停止の原因となる。
詳しく見るプレストレスを導入する作業の完了直後にPC鋼材に与えられる引張力のこと。時間の経過につれ、コンクリートの収縮や鋼材のリラクゼーションなどによって緊張力が減少するため、初期には大きめの緊張力を与えておく。
詳しく見る作業中の労働者を直接指導または監督する者。作業所における従来の世話役・棒心・班長・主任などのこと。労働安全衛生法第60条で職長に対して安全衛生教育を行うことを規定しているが、作業主任者のような資格などの法的規制はない。→作業主任者
詳しく見る親和図法、連関図法、系統図法、マトリックス図法、マトリックス・データ解析法、アロー・ダイヤグラム法、PDPC法の7つを指す。言語データを図に整理する手法として開発されたもの。→QC7つ道具
詳しく見る人工的に製造された軽量の細骨材、粗骨材のこと。頁岩・膨張粘土・フライアッシュなどを粉砕焼成し、内部に空隙が大量に生じさせた軽量骨材。形状が丸いものと角ばったものがある。略して「ALA」ともいう。
詳しく見る都市において、土地の有効利用や人と車の動線分離による安全確保などのため、土地の上空に鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造で人工的に構築された地盤。公園・遊歩道・ショッピング広場・駅前広場・駐車場などのために作られる。
詳しく見る木材の中心近くの部分。辺材に比べて硬く、色調が濃いことが多い。「赤身」ともいい、木部細胞の老化と死に由来するもの。ほぼ10〜20年で心材になる。針葉樹の場合は、心材は辺材より含水率が低いが、広葉樹の場合は大差ない(生材の場合)。
詳しく見るエキスパンションジョイントのひとつ。温度変化による膨張や収縮、不同沈下などによってコンクリートなどに亀裂が発生すると予想される場合、亀裂の影響を最小限にとどめるために設ける弾力性をもたせた目地のこと。
詳しく見る部材間の距離をあらわす方法のひとつ。相反する2部材間の中心から中心までの寸法を測ること、またはその距離のこと。「柱心々」「壁心々」のように使われる。→内法(うちのり)、外法(そとのり)
詳しく見る炭がらを骨材とした軽量コンクリート。歩行用屋根における防水層の押えなどに用いる。「炭がらコンクリート」「アッシュコンクリート」ともいう。現在は防水層の押えに用いる普通コンクリートや軽量コンクリートのことも、こう呼ぶ場合が多い。
詳しく見る1981年に改正施行された建築基準法施行令に基づき、従来の設計法である許容応力度設計法に加えて、構造種別、高さに応じ層間変形角、保有水平耐力等の確認を行う二次設計が新たに導入された耐震設計法。
詳しく見る工場および事業場ならびに建設工事において発生する振動規制と、道路交通振動にかかわる要請の措置を定めたもの。特定建設作業の敷地境界線で、75デシベルを超えないこと、また地域時間帯による環境基準が決められており、特定建設作業の開始7日前に市町村に届出が必要となる。
詳しく見る人造石塗り研ぎ出し仕上げの略。セメントに5mm以下の大理石粒や顔料などを練り混ぜたものをこて塗りし、硬化後、表面を研磨して艶出し仕上げをしたもの。汚れやすい床、幅木、階段の踏面.蹴上げ、流し台などに用いる。既製品のブロックもある。
詳しく見る粉塵を吸入することによって発症する職業病の総称。粉塵の種類により珪肺(腐)・石綿肺・炭肺などがある。トンネル掘削(発破をともなう明かり掘削)・石綿・セメント・陶磁器製造・ロックウール吹付けなどを行う作業者にみられる。
詳しく見るシャックルやワイヤの寸法・安全荷重はこちらからご確認いただけます。
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